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【注目の決算発表】東京海上は一転して3月期業績を上方修正し急反発
東京海上ホールディングス <8766> は15日、116円高の2156円まで上げて4営業日ぶりに急反発している。前日14日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、昨年12月に再下方修正した3月通期業績のうち経常収益と経常利益を一転して上方修正、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
3月通期業績は、昨年11月、12月と下方修正が続いたが、この12月の再下方修正値のうち経常収益を500億円、経常利益を250億円それぞれ引き上げ、経常利益は1650億円(前期比30%増)と増益転換幅を拡大する。純利益は、据え置きの100億円(同86%減)と大きく落ち込む。
保険引受収益、資産運用収益の寄与で経常収益は増収転換し、経常利益も、保険引受費用、資産運用費用などの経常費用をカバーして増益転換したが、純利益は、自然災害による550億円やタイの洪水被害による1000億円の各正味発生保険金を見込んだことから大きく連続減益率を悪化させる。
株価は、第2四半期累計業績を含めた今期業績の再三の下方修正で下ぶれ、1700円台で下値抵抗力を発揮したものの、米デルファイ・グループの買収では買収負担を嫌って昨年来安値1671円まで突っ込んだ。同安値から400円幅の底上げをしており、一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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