【銘柄診断】第一建設は今期の大幅増額が有力、受注増で来期の連続増益に期待

2012年2月12日 20:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  第一建設 <1799> (JQS)はもみ合いの上限ライン730円台クリアの機会をうかがっている。

  東日本大震災、長野県北部地震及び集中豪雨等の災害関連工事の増加に加え、北陸新幹線関連工事が進捗、今2012年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が30億400万円(前年同期23億3000万円)と好調な決算となった。それにも関わらず今3月期通期の営業利益36億5000万円(前期39億5500万円)は据え置き。

  例えば前期は第3四半期累計の営業利益23億3000万円が通期では39億5500万円へ、前々期も同じく26億3100万円が43億9300万円へ、第4四半期に業績が急伸するのが通例。従って、今期の業績はかなりの幅で増額の可能性が強い。

  第3四半期の累計受注高が前年同期比5%増を確保しているだけに、来2013年3月期も連続増益が有力だ。730円台の抵抗ライン突破から一段高を目指す足取りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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