【人気株診断】新日本理化はまもなく上昇1年、12倍超、取組も縮小方向

2012年2月11日 21:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【人気株の株価・チャート・業績診断】

  新日本理化 <4406> (大1)の株価は、2011年4月の80円前後を起点に急上昇。2012年1月23日に高値1000円をつけ、12倍超の値上り。高値後の調整は、2月3日に777円と22.3%の下げ。週末10日(金)終値は903円。

  週足チャートにおいて、26週線との乖離は一時、200%超に達した。過熱感が際立っていた。また、急膨張した信用取引の買残、売残とも急減、取組妙味は薄れつつある。

  ただ、13週線、26週線を割り込んで「売り転換」しているわけではない。 今3月期は、前期比0.8%減収、営業利益47.0%増益、1株利益20.6円の見通し。配当は年5円復配の予定。

  利回りは0.5%、PER43.8倍。指標は割高。「復配するときが株価はおもしろいといわれる。しかし、ここまで上昇すれば、面白いところは十分に織り込んだものと思われる」(中堅証券)。

  上昇に転じて、まもなく1年を迎える。日柄的にも充足感はあるだろう。直ちに調整とは思えないものの、高値圏での波乱相場に移るものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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