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【注目のリリース】ヤマダ電機は増益予想を据え置き売上高のみ小幅減額

ヤマダ電機<9831>(東1)は9日の大引け後に第3四半期の連結決算(4~12月)を発表し、3月通期の業績予想を売上高のみ小幅減額修正し、これまでの予想の2兆1540億円を2兆200億円(前期比6.2%減)とした。[写真拡大]
■営業利益は一部のアナリスト予測を上回る
ヤマダ電機 <9831> は9日の大引け後に第3四半期の連結決算(4~12月)を発表し、3月通期の業績予想を売上高のみ小幅減額修正し、これまでの予想の2兆1540億円を2兆200億円(前期比6.2%減)とした。利益予想は据え置き、営業利益は1280億円(同4.3%増)、純利益は770億円(同8.8%増)。
家電業界は、昨年7月24日の地上デジタル放送への切替え、10月、11月の家電エコポイント基準変更にともなう駆け込み需要の反動が大きかったものの、発表によると、後半は扇風機・石油ストーブなどが節電意識の高まりにより好調に推移。太陽光発電システムをはじめとしたスマートハウス関連、LED照明、LED電球、節水・省エネタイプの洗濯機なども好調で、引き続きスマートフォンが好調な携帯電話が大きく伸長した。
この予想営業利益について、ロイター通信は、トムソン・ロイター・エスティメーツによると、アナリスト10人が過去90日間に出した予測平均値は1092億円で、会社予想はこれを17.1%上回っている、と伝えた。
株価は、2月3日に日本経済新聞が「家電量販店の業績急減速」と伝えたことなどから4625円の安値をつけたものの、以後は持ち直しており、本日、持ち直し相場の高値5120円まで上げた。増益予想を据え置いたため見直し機運が広がる可能性が出てきた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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