クリナップ:「クリンレディ」など売上げ好調、通期予想を上方修正

2012年2月7日 20:05

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績回復基調を好感、株価も堅調な動き続く

  クリナップ <7955> は6日後場立会い中に通期業績見通しを大幅に上方修正した。市場はこれを好感し、取引高172,900株と昨年2月7日170,200株以来1年ぶりの大商い。また、高値548円(前日比65円高)は5月19日以来の株価となり529円で引けた。今日も引き続き堅調な動きで、高値533円をつけ前日と同値で引けた。

  住宅設備機器業界は、住宅エコポイント制度の再導入や震災の復興需要により緩やかな回復が見られるとはいえ、消費マインドの低迷、低調な新設住宅着工など厳しい環境が続くが、同社は新発売した「クリンレディ」などシステムキッチンや「hairo(はいろ)」などシステムバスルームを中心とする販売努力が実を結び売り上げが予想以上の増収基調となり、生産面での原価低減、コスト削減効果が利益を押し上げている。

■原価低減、コスト削減の効果大きく利益を増額

  第3四半期までの実績、3月1日に5年ぶりのモデルチェンジするシステムバス「アクリアバス」新発売など足元の状況を踏まえ、昨年11月7日に公表した通期連結業績見通しを売上、利益ともに上方修正した。なお、最終利益については、繰延税金資産の増加が見込まれるため大幅増加となる。

  売上高102,500百万円(前回公表数値比2,500は約万円増額)、営業利益2,100百万円(同500百万円増)、経常利益1,900百万円(同400百万円増)、当期純利益1,800百万円(同1,350百万円増)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目のリリース】NTTが政府の売却を自社株買いで収容と発表(2012/02/07)
【話題】電気株の業績悪化で、「悪役先輩銘柄」の面白み薄れる(2012/02/07)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事