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キムラユニティー:第3四半期増収増益で回復基調が鮮明に
■中国の子会社の伸長、NLS(国内)分野で新規先受注が拡大
キムラユニティー <9368> の12年3月期第3四半期業績は、個人消費低迷、震災による影響などの厳しい環境を乗り越え、前年同期に比べ増収増益で回復基調で推移した。当期純利益は、法人税率引き下げに伴い、繰延税金資産取崩し減益となった。
当第3四半期(11年4月~12月)の主要事業部門別収益状況は、個人消費の低迷が続く中、震災により自動車生産が大きく落ち込み、自動車リースの代替、新車販売等が低調に推移したこと等で自動車サービス事業が減収(前年同期比2.5%減)となったが、物流サービス・情報サービス・人材サービスの各事業が増収で、全社的にも5.6%の増収であった。
利益面では、物流サービスが震災の影響を受けながら増益に転じ、自動車サービスが、収益改善効果ならびに中古車販売単価の上昇などで、また、増収と原価削減効果などで人材サービス事業が増益となった。情報サービスが、システム開発コストの増大で損失79百万円を計上したが、トータルでは5.2%の増益であった。 特に、物流サービス事業で、中国天津及び広州の子会社の伸長や、国内での「NLS(ニューロジスティクス)」事業分野で新規顧客からの受注が拡大したことが注目される。
12年3月期通期業績見込みは、11年11月2日公表予想の当期純利益を、繰延税金資産取崩しを見込み110百万円減額した他は据え置いた。
売上高37,700百万円(前期比6.5%増)、営業利益1,180百万円(同20.3%増)、経常利益1,240百万円(同12.3%増)、当期純利益570百万円(同6.4%減)。なお、期末配当は10円(年間20円)を実施する予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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