【銘柄診断】不二サッシは上昇第3ラウンド入りを待つ足取り、業績発表に期待

2012年1月24日 14:46

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  不二サッシ <5940> (東2)は昨年11月25日の42円を底値に出直り相場に転じてきている。そこから12月7日の61円まで19円幅の上昇をみせた。そして一呼吸入れた後、12月19日の52円から1月18日の70円まで、18円幅の上昇が第二ラウンド。現在はそこからの調整に入っているところ。チャート的には次は3段上げ相場が訪れるパターンである。

  ビル向けサッシは苦戦が続くが、マンション向け売り上げが増加。学校や病院などで間仕切りドアの販売も伸び、今2012年3月期の9月中間決算の営業利益は期初の1億円の見通しを大きく上回る3億100万円(前年同期はゼロ)での着地となった。

  しかし、急激な円高等による景気の先行き不透明感が払拭できないとして、今3月期通期の営業利益は15億8000万円(前期)の期初見通しが据え置かれている。

  近づいている今3月期第3四半期累計決算で再びいい数字が出るようだと、上昇第3ラウンド入りのきっかけになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【チャート・ワンコメント】6日続伸の積水ハウス、短期ひと呼吸あっても復興関連で中期有望(2012/01/24)
【銘柄診断】奥村組は足元低調の織り込み完了、受注高好転を評価する流れに(2012/01/24)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事