【総合スーパー・大手コンビニの銘柄診断】ミニストップはデイリー商品の品揃え強化が寄与

2012年1月22日 22:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

ミニストップ<9946>(東1)の11年3~11月期連結業績は、営業収入が前年同期比8%増の931億円、営業利益が同4%増の67億円、経常利益が同3%増の74億円、純利益が同17%減の29億円だった。なお単体ベースのチェーン全店売上高は同12%増の2705億円だった。

ミニストップ<9946>(東1)の11年3~11月期連結業績は、営業収入が前年同期比8%増の931億円、営業利益が同4%増の67億円、経常利益が同3%増の74億円、純利益が同17%減の29億円だった。なお単体ベースのチェーン全店売上高は同12%増の2705億円だった。[写真拡大]

■【特集】「小売(総合スーパー・大手コンビニ)」銘柄の動向

  ミニストップ <9946> の11年3~11月期連結業績は、営業収入が前年同期比8%増の931億円、営業利益が同4%増の67億円、経常利益が同3%増の74億円、純利益が同17%減の29億円だった。なお単体ベースのチェーン全店売上高は同12%増の2705億円だった。

  資産除去債務会計基準適用や震災関連などで、特別損失を25億円計上したため純利益は減益だったが、既存店売上高の好調などで営業増益、経常増益だった。イオングループのPB(プライベートブランド)商品「トップバリュ」を中心として、デイリー商品の品揃えを強化したことも寄与した。

  3~11月累計の既存店売上高は前年比106.8%(コンビニエンスストア部門が同106.9%、店内加工ファストフード部門が同106.2%)だった。11月末時点の総店舗数(エリアFCを含む)は国内2065店舗、海外(9月末時点)(韓国、中国、フィリピン)1954店舗、合計4019店舗となった。

  12年2月期通期の連結業績予想については、従来予想を据え置いた。営業収入は前期比9%増の1240億円、営業利益は同9%増の83億円、経常利益は同6%増の91億円、純利益は同12%減の30億円で、EPS(1株当たり利益)は103円74銭としている。

  なお、通期営業利益予想83億円に対する3Q累計営業利益67億円の進捗率は81%であり、上振れの可能性もあるだろう。

  足元の状況は、12月の既存店売上高が前年比103.1%(コンビニエンスストア部門が103.1%、店内加工ファストフード部門が102.4%)となり、3~12月累計では前年比106.5%(コンビニエンスストア部門が106.5%、店内加工ファストフード部門が105.9%)となった。

  株価の動きを見ると、東日本大震災時の一時的な急落から反発し、8月23日には昨年来高値となる1515円まで上昇した。その後は概ね1350円~1450円の戻り高値圏でモミ合う展開となっている。

  足元の株価水準を指標面で見ると、12年2月期ベースの予想連結PERは13~14倍近辺、予想配当利回りは3%台前半、実績PBRは1倍割れ水準である。レンジ上放れには新たな好材料も必要と考えられ、物色のシフトなどで上値が重くなる可能性にも注意しておきたいが、一過性の特別損失計上や通期上振れの可能性などを考慮すれば、予想連結PERは特に割安感が薄れた水準とは言えず、下値では2月末の配当権利取りを狙った買いが入る可能性があるだろう。需給面で見れば、信用倍率は2.1倍台である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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