パシフィックネット:今12年5月期第2四半期連結業績は減収ながら大幅増益で黒字転換

2012年1月15日 13:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■中古情報機器の仕入から販売に至る迄のプロセスを大幅に見直す

  パシフィックネット <3021> (東マ)は13日、今12年5月期第2四半期連結業績を発表した。

  売上高は16億43百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益72百万円(前年同期△61百万円)、経常利益75百万円(同△56百万円)、純利益40百万円(同△55百万円)と減収ながら大幅増益で黒字転換となった。

  売上に関しては、景気低迷もあり、ウィンドウズ7への切換えも予想を下回り、一方でiPad等を始めとしたタブレット端末の急速な普及でリユース品の低価格化が進んだことから減収となった。

  利益面については、中古情報機器の仕入から販売に至る迄のプロセスを大幅に見直す等、徹底したコスト削減を実施し、支店・店舗の統廃合を前期に実施したこと等もあり、大幅な増益となった。

■引取回収・販売事業、レンタル事業共に減収ながら増益

  事業別の業績については、引取回収・販売事業は、売上高13億41百万円(同4.6%減)、営業利益8百万円(前年同期は営業損失1億19百万円)、レンタル事業は、売上高3億2百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益63百万円(同10.7%増)と共に減収ながら増益となっている。

  今通期連結業績予想は、売上高37億95百万円(前期比10.0%増)、営業利益1億36百万円(前期6百万円)、経常利益1億42百万円(同12百万円、純利益58百万円(同△22百万円)と増収大幅増益で黒字転換を見込む。

  配当利回り3.96%、PBR0.44倍と割負け感が強く、好業績が見込まれることから、株価の反発も期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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