【株式市場】ユーロ反発・円安など好感し自動車株や鉄鋼・精密株など高い

2012年1月13日 12:05

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は65%が堅調

  13日前場の東京株式市場は、全般続伸。円相場が対ユーロで98円台に戻る円安になり、中国では預金準備率の引き下げ観測が出たため、自動車株や鉄鋼、電機・精密株、大手商社株などを中心に買い直す相場になった。

  朝一番のオプションSQ算出を巡る売買は買い優勢。昨日まで7日続落のグリー <3632> は反発となり東証1部の売買代金2位。オリンパス <7733> は朝方続伸も手がかり難とされて小反落。東証1部の値上がり銘柄数は1091銘柄(約65%)だった。

  日経平均は小反発。10時35分を回って8503円63銭(118円04銭高)まで上げ、5日ぶりの8500円台回復。前引けは8473円83銭(88円24銭高)。

  東証1部の出来高概算は、SQ算出にともなう売買が加わり、10億1532万株、売買代金は6357億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は1091銘柄、値下がり銘柄数は399銘柄。

  また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、輸送用機器、機械、非鉄金属、倉庫・運輸、建設、繊維製品、石油・石炭、鉱業、金属製品、サービス、など。

  一方、値下がり率上位は、水産・農林、電力・ガス、小売り、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
グリーは売買代金2位の活況で8日ぶりに反発(2012/01/13)
【銘柄診断】世紀東急工業は信用残の整理未了感が強い、商いボリュームに注目(2012/01/13)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事