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【銘柄診断】トウペは低位仕手株人気に乗る、目先底打ちから出直りへ踏み出す
記事提供元:日本インタビュ新聞社
トウペ <4614> が息を吹き返そうとしている。直近の足取りは11月29日の60円をボトムに12月2日には136円高値まで買い進まれた。わずか3日間の立会いで2.2倍の短期急騰を演じたことになる。そこからは急降下に入り12月26日の83円で底入れを確認、現在はそこからの出直り過程。もう少し前まで戻ると震災後3月31日に115円の高値を示現した。
建築向け塗料を主力としているため、被災地での復興需要の増加が思惑買いを誘ったもの。しかしそこからはロングランの整理に入り、結局大底入れは11月10日の58円。そうした長期の整理を終えていたことが今回の急騰劇の伏線になっていた面もある。
信用残は震災直後の高値時の4月15日申し込み現在の135万株から11月4日申し込み現在の90万株まで減少、そこをボトムに直近の12月30日申し込み現在では201万株まで急拡大。前回に比べ、今回の方が人気の拡大が急ピッチだ。低位仕手株人気に出遅れていただけに、巻き返しの動きが期待されるところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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