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九電、新大分火力発電所1号系列第4軸が運転停止 26日の相浦火力発電所に続き
九州電力は28日、新大分火力発電所(大分県大分市、総出力:229万5000kW)の1号系列第4軸(出力:11万5000kW)が、12月27日に定格出力にて運転中、ガスタービンの燃焼器の温度上昇により、同日19時22分に自動停止したと発表した。
「燃焼器を開放し内部確認をおこなったところ、燃焼器の一部に軽微な溶融が認められたため、現在、燃焼器部品を新品へ取替中。12月29日に復帰見込み」と九電は報告している。なお、今回の運転停止に伴う供給支障は発生していないという。
九電では、長崎県佐世保市の相浦火力発電所第2号機(出力:50万kW)において、ボイラー上部から外部への少量の蒸気漏洩が発見されたため、同設備を点検のために26日に停止したばかり。さらに、現在すべての原子力発電所が定期検査のために運転を停止している状態で、12月26日から2月3日までの平日8時から21時について、最大電力の5%以上を目標とした節電を実施している最中。今回停止した新大分火力発電所は29日には復帰見込みだが、先行きを不安視させるトラブルが相次いだことから、九電には今後、電力供給を安定させる努力が求められる。
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