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【銘柄診断】東京電力は先行きの業績見通しは不透明、需給主導の相場が続く
記事提供元:日本インタビュ新聞社
東京電力 <9501> は弱い動きが続いているが、6月9日の148円を下回ることなく推移しており、株価的には6月が大底だったと判断できる。
当時は前3月期決算において、「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況」との注記が付けられており、6月安値は企業の倒産をも想定した悪材料をことごとく織り込んだ局面。その後も先行きに対する懸念が度々表面化したが、6月安値を下回ることなく推移していることは、株価は悪材料を織り込んだものと受け止めていい。
もっとも同社の額面は500円なので現在の株価は50円額面株では20円台に相当することになり、それなりに倒産をある程度頭に置いた展開になっているようだ。
直近の信用残は売り4662万株、買い7350万株と信用倍率は1.5倍の好取組となっており、需給妙味も株価を支えている要因だ。ともあれ業績が立ち直るにしてもそれはまだまだ先のことになる。当面は需給の推移が株価にとって最大のウォッチ材料である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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