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【銘柄診断】コマツは悪材料織り込みを終える、明らかに下げ過ぎの水準に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
コマツ <6301> は中国の建機市場変調との見方から、5月2日の2926円高値からほぼ一本調子の下げに見舞われ、10月5日の1449円で底入れのパターン。
10月27日の決算発表では、今2012年3月期9月中間決算は営業利益1329億4900万円と前年同期比27.9%の増益。建設機械・車両部門においては、中国における需要が減少したものの、中国以外の需要環境は良好なことが要因。ただ、円高なども加味して、今3月期通期については営業利益は3050億円から2820億円(前期2298億3000万円)へ減額修正となった。
株価に対する悪影響は皆無である。中国経済のハードランディング、業績予想の下方修正、中国ローカル企業の台頭、などの各種悪材料そのほとんどが織り込み済み。今3月期についても営業利益は26.5%の増益で、株価は売られ過ぎの水準にあると思われる。中国では来年利下げが予想されており、同社の業績も回復感を強めていくことが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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