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【銘柄診断】ラオックスは業績回復の糸口が見えない、低迷相場継続の可能性も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ラオックス <8202> はここへきて整理色を強め、3月15日の年初来安値31円に肉薄、底値探りの動きを強いられている。
11月11日に発表された今2012年12月期第3四半期は営業損失が11億5500万円(前年同期2億4300万円の損失)と低調な決算となった。3月に発生した東北地方太平洋沖地震とその後の原発事故の影響により海外からの観光客が大幅に減少したことなどが響いている。
今12月期についても営業損失9億9000万円(前期は2億4300万円の損失)と、低迷状態を抜け出せない。中国の家電量販店最大手、蘇寧電器と2009年6月に資本業務契約を締結、蘇寧電器が8月にラオックスの筆頭株主になったが、これまでのところ業績面で浮上の兆しは見られない。資本業務締結から既に2年以上も経過しているにも関わらず効果が出ていないだけに、先行きも厳しさが継続すると見ざるを得ない。
当然ながら指標面でも底値をサポートするものは見当たらない、残るのは値ごろ妙味だけで、あっても散発的ににぎわう程度と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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