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東京モーターショー、24年ぶりに会場を東京に移す 12月2日東京ビッグサイトで開幕
日本自動車工業会(自工会)は4日、12月2日(金)から11日(日)までの10日間(一般公開は12月3日から)、24年ぶりに会場を東京に移し、江東区・有明の東京ビッグサイトにて「第42回東京モーターショー2011」を開催すると発表した。報道関係者招待日(プレスデー)は、11月30日(水)と12月1日(木)の2日間。特別招待日の12月2日(金)には、開会式と総裁仁親王殿下によるご高覧が行われる。
今回、世界12ヶ国・1地域から合計176の出展者(ブランド数、展示面積35,151m2)が参加。10ヶ国・1地域から129の出展者(ブランド数、展示面積21,823m2)が参加した前回ショー(09年)を大幅に上回り、出展者数(ブランド数)では36%増、展示面積では61%増となる。
全ての国内メーカー14社・15ブランドが出展し、海外からは前回ショーの9社・9ブランドから大幅に増加し、欧州を中心に20社・24ブランド(乗用・商用・二輪・カロッツェリア)が参加する。また、ワールドプレミア(世界初の発表)は52台(乗用車26台、商用車3台、二輪車16台、カロッツェリア5台、車体2台)登場する予定。ジャパンプレミアは82台(乗用車53台、商用車4台、二輪車23台、カロッツェリア1台、車体1台)出展される予定。
アジアでは、中国やインドなどで急速に自動車市場が拡大するなか、北京や上海、ニューデリーなどのモーターショーへの関心も急速に高まっている。「こうした中で、東京モーターショーは『技術立国・日本』の象徴として、世界一のテクノロジー・モーターショーを目指し、クルマ、都市、人々の暮らしに結びつく先端技術の発信をしていく」と自工会はコメントしている。
今回、新たに主催者テーマ事業として、"SMART MOBILITY CITY 2011"を東京モーターショーの会場内で開催する。地球環境及びエネルギー問題への関心が高まるなか、今後も自動車産業がその役割を果たし続けるために、「次世代自動車とそれを取り巻く社会システム」を提示する。
また、今回のショーテーマは、「世界はクルマで変えられる。」"Mobility can change the world."とした。「クルマは、移動手段だけでなく、環境、安全、エネルギーなど世界の様々な問題の『解決手段』となりつつある。クルマ社会の未来を、明るく、大胆に、世界に向けて発信していくという強いメッセージを込めた」と自工会は述べている。
さらに今回、新しい試みとして、月曜日から土曜日の期間、開場時間が午前10時から午後8時までとなり、従来に比べて2時間延長される。これに伴い、気軽に会社帰りに会場に立ち寄り、東京モーターショーを楽しんでもらえるように、午後6時以降の入場に限り、一般500円(通常1,500円)、高校生200円(通常500円)で入場できるナイター券を発売する(当日会場売りのみ)。
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