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【銘柄診断】大塚家具は売上げダウンが続く、配当利回りをベースにした相場へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
大塚家具 <8186> は5月18日に年初来安値575円へ売り直されて底値感を呼び、7月22日の789円までリバウンド相場に転じた。しかし、震災の影響を受け今2012年12月期が下方修正されるなど業績の低迷が響き、上値への買いが伸びず、その後は下値切り下げ波動を描いている。
今12月期6月中間決算は営業利益2億7400万円(前年同期1億200万円)となった。表面上は大幅増益だが利益水準は低いまま。今12月期については家具・インテリアに復興需要が発生しつつあるため営業利益8億5500万円(前期は1億3200万円)と3期ぶりの黒字計上が見込まれている。
ただ、PERが323倍に達するように利益の回復は鈍い。売上げは2007年12月期の727億円が今12月期の555億円まで一貫した下降トレンドを余儀なくされており、環境の厳しさが如実に表れている。配当利回りが6%に達しているので、これを基準にした相場形成になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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