フォード・ジャパン、マスタングの仕様を一部改良 特別仕様車の予約も受付

2011年10月5日 21:15

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特別仕様車「マスタング V8 GT Performance Package」(画像提供:フォード・ジャパン)

特別仕様車「マスタング V8 GT Performance Package」(画像提供:フォード・ジャパン)[写真拡大]

 フォード・ジャパン・リミテッドは5日、フォード・マスタングの仕様を一部改良し、10月29日から、全国のフォード販売会社を通じて発売すると発表した。また、来年1月に日本導入予定の特別仕様車「マスタング V8 GT Performance Package」限定30台の予約受付も同時に開始する。

 今回の仕様変更では、電動パワーステアリングにセレクト・モードが追加された。ユーザーは、コンフォート/スタンダード/スポーツのモードから、シーンに合わせて好みのモードを選択することで、マスタングのドライビングパフォーマンスをより楽しむことができる。さらに、V6モデルのアルミホイールのデザインを変更。アメリカン・スペシャルティらしいアグレッシブな印象を強調させている。

 特別仕様車「マスタング V8 GT Performance Package」は、5.0L V8 GTをベースに、専用の6速マニュアル・トランスミッションを搭載し、ファイナルギアレシオ(最終減速比)をよりローギアード化、加速性を向上させた。

 ブレーキには、北米でGT500やBoss302といったマスタングのハイパフォーマンスモデルにも採用されているブレンボ社製の大径ローター&キャリパーを採用。タイヤは、ベースモデルに比べてタイヤ幅をアップしたピレリ社製ハイパフォーマンス・タイヤであるP-Zeroシリーズの255/40ZR19タイヤを装着した。

 さらに、サスペンションも前後とも専用にチューニングされたスプリング、ストラットおよびコントロールアームを装着するなど、ブレーキ性能とハンドリン性能も強化し、418馬力を発揮するマスタングのハイパワーを自在に操り、パフォーマンスをより体感できるパッケージ内容となっている。

 エクステリアは、専用デザインの19インチアルミホイールを装備。インテリアでは、本革のステアリング、ドアトリム、シートを専用色のレッドで統一。シートにはホワイトストライプのアクセントを効かせ、スポーティーかつエキサイティングな印象に仕上げている。

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