ホンダ、インドで小型車「BRIO(ブリオ)」を販売開始

2011年9月27日 21:59

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小型車「BRIO(ブリオ)」(画像提供:ホンダ)

小型車「BRIO(ブリオ)」(画像提供:ホンダ)[写真拡大]

 ホンダのインドにおける四輪生産販売現地法人のホンダシエルカーズインディア・リミテッドは27日、アジア市場向けに開発した小型車「BRIO(ブリオ)」を、5月のタイでの発売に続き、同日インドで販売を開始したと発表した。

 「ブリオ」は、タイやインドなどのアジア地域で拡大する小型ハッチバック市場に向けて新開発したモデル。ホンダのM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を進化させ、都市でも扱いやすいコンパクトな車体サイズに、存在感を主張するデザインとゆったりとした室内空間を実現した。

 インド仕様車は、鋼板やエンジンなどの部品調達の現地化を進めることで、39万5,000ルピー(約71万円)という、購入しやすい価格にした。1.2L i-VTECエンジンを搭載し、現地の環境に適した使い勝手の良い走行性能や耐久性、燃費性能を追求することで、急速に拡大する小型ハッチバック市場の顧客ニーズに対応したモデルとした。

 同日、デリー市内で開催された発表会において、ホンダシエルカーズインディア・リミテッド社長の永井氏は、「ブリオは弊社ラインアップの中で最も小さい車ですが、我々の意気込みを最大限に具現化した最も重要なモデル。今後も拡大の見込まれるインド市場において、より幅広い層のお客様に喜んでいただけるよう取り組んでいく」とコメントした。

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