【銘柄診断】メディア工房は８月度月次が過去最高も利益確定売りで反落

　　メディア工房 <3815> は２２日、１７００円安の７万１６００円と反落した。前日２１日大引け後に発表した今年８月度の月次売上高が、過去最高を更新したが、連休控えで前日の米国株価が大幅反落したことも響き利益確定売りが先行した。

　　８月度月次売上高は、２億３１００万円と前年同月比１７．４％増と続伸して過去最高を更新し、２０１１年８月通期累計でも２４億６８００万円の前期比１５．５％増と続伸し、やはり過去最高を更新した。８月度の占いサイトの登録会員数が１００万人を突破し、ＰＣコンテンツ、モバイルコンテンツとも前月に続き好調に推移したことが要因となった。同社の８月期決算は、１０月１４日に発表予定だが、売り上げは期初予想を８８００万円上ぶれており、利益の上ぶれ着地も期待される。

　　株価は、東日本大震災発生で売られた年初来安値３万８７００円から第２四半期累計業績の上方修正、アップル向けコンテンツ配信などで同高値８万９６００円まで２．３倍化、中国最大級のＳＮＳサイトとの業務提携などの材料も相次ぎ高値もみ合いが続いた。ＰＥＲは１２倍台と割安であり、目先売り一巡後に業績期待を強め高値にキャッチアップする展開も想定される。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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