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【銘柄診断】クラウディアは今期減額も利益水準高い、8月期末配当取り活発化
記事提供元:日本インタビュ新聞社
クラウディア <3607> は9日、33円高の1229円まで上げて続伸している。7月1日に震災後の高値1260円を示現したが、その当日に今2011年8月期の業績について下方修正を発表、以後調整場面を余儀なくされていた。ただ、それも7月19日の1180円で目先底を確認する動きとなっている。
東日本大震災による被害、冠婚行事の自粛ムード等から、主に首都圏に所在する貸衣裳店の婚礼衣装の受注キャンセル、及び買い控えが発生。今8月期について従来の営業利益19億8000万円の見通しが16億円(前期15億4900万円)に引き下げられた。ただ、それでもピーク利益2009年8月期の16億800万円にほぼ並ぶほどに利益水準は高い。
震災による影響が一巡する来2012年8月期は利益好転が想定されるだけに、株価もそこらあたりを予見する展開に入りそう。今8月期末に年40円の高配当を一括実施の予定で、利回り狙いの買いが月末に向け盛り上がる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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