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【銘柄診断】楽天は株価先行、業績フォローの流れ、海外事業の動向が注目点
楽天 <4755> は全般急落をはね返し本日も強調を続けている。それも2006年5月以来という高い水準での展開となっており、先高感に支えられた足取りである。楽天市場を主体とするネットサービスが続伸、金融サービスの収益も改善し、今2011年12月期第1四半期は過去最高の営業利益を更新した。
震災で一時的に落ち込んだ利用者数は4月以降、日用品などの注文増加で震災前を1割から2割上回る水準で推移、トラベル事業でもレジャー需要が伸びている。震災の影響は一過性で、会社側が未公表の今12月期通期業績は過去最高が見込まれ、ネットサービスの拡大を背景に来2012年12月期も連続最高益の可能性が強い。業績は申し分ないが、株価はそれらを織り込みながら動いている。
株価の中期トレンドでは上昇相場の基点は2007年7月の3330円。以後、株価を買い上げては業績のフォローを待つ展開を続けている。今12月期はもとより来期についてもかなり織り込みが進んでいるニュアンスだ。その意味ではさらなる成長を見据えた海外事業の立ち上がりが大きな注目点になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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