エルピーダ、25ナノDRAMのサンプル出荷を開始

2011年8月1日 14:08

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エルピーダメモリは1日、世界最小サイズとなる25nm(ナノメートル)プロセスを採用したDRAMのサンプル出荷を7月末から開始したと発表した。

エルピーダメモリは1日、世界最小サイズとなる25nm(ナノメートル)プロセスを採用したDRAMのサンプル出荷を7月末から開始したと発表した。[写真拡大]

 エルピーダメモリは1日、世界最先端となる25nm(ナノメートル)プロセスを採用したDRAMのサンプル出荷を7月末から開始したと発表した。

 出荷を開始したのは、記憶容量が2ギガビットのDDR3 SDRAM。年内には、4ギガビットDDR3 SDRAMの製品化も予定しているという。同社は5月に、25nmプロセスの製品の技術開発が完了したと発表していた。

 新製品は、従来の30nmプロセス世代の製品に比べ、消費電流が動作時で約15%、待機時で約20%低減している。パソコン、各種サーバのほか、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、薄型テレビなどの各種デジタル家電にも順次採用される見通しという。

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