【銘柄診断】プレナスは年初来高値1444円を照準にジリジリと値を上げる

2011年7月15日 13:32

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開するプレナス<9945>(東1)は15日、14円高の1388円まで上げて3日続伸している。

持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開するプレナス<9945>(東1)は15日、14円高の1388円まで上げて3日続伸している。[写真拡大]

■PBRは0.9倍と割り負け

  持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開するプレナス <9945> は15日、14円高の1388円まで上げて3日続伸している。株価は、今年1月の前期業績の一転した上方修正で年初来高値1444円をつけ、東日本大震災発生で同安値1050円まで売られ、3分の2戻し水準を固め、2月10日につけた年初来高値1444円を照準に値を上げている。PER評価では割高だが、PBRは0.9倍と割り負けている。

  11日に発表した今2月期第1四半期(1Q)決算は、前年同期比2%減収、5%経常増益となり、純利益は2億6600万円の赤字(前年同期は3億6000万円の黒字)と悪化した。

  既存店売り上げが、東日本大震災の影響で一部店舗の被災、営業休止などで落ち込んだが、関西・東海エリアを中心に26店舗を新規出店(退店19店舗)し、15店舗を改装・移転したことなどでカバーして小幅続落にとどめ、経常利益は、定番メニューのリニューアルや仕入れコストの抑制などが寄与して増益転換した。

  純利益は、資産除去債務損失16億4300万円の計上で赤字転落した。2Q・2月通期業績は期初予想に変更はなく、通期経常利益は69億円(前期比14%増)、通期純利益は22億円(同9%減)と見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
サイゼリヤは6連騰、減益からの巻き返しに期待(2011/07/15)
メガネトップから目もと温度を2度C下げるレンズ「eye-COOL」が登場!(2011/07/14)
株式表隣家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事