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【銘柄診断】松田産業は東アジア地域の基盤拡大を目指す、今3月期は増額が有力
松田産業 <7456> は3月安値からそれなりの戻りを見せたが、東日本大震災前の水準にまで足を伸ばすパワーはなく、もみ合い場面を継続中。
前2011年3月期の営業利益は60億5100万円と前々期比27.1%増を記録した。ただ、今2012年3月期の営業利益が65億円と前期比7.4%増にとどまる見通しにあり、なかなか上値に手が伸びない状況だ。上期に貴金属原材料の回収量が減少するが、生産活動は徐々に持ち直すと想定、通期では前期をやや上回る売り上げを予想している。
中長期的には、貴金属関連事業を拡大・成長の牽引役部門と位置付け、「東アジアNo.1のリファイナー」を目指す。そのためにマレーシア現地法人では現在、製錬設備を備えた工場の建設に取り組んでおり、今3月期中に立ち上げる予定。また、タイ、フィリピン、シンガポール及び中国(蘇州)の現地法人においても、電子部材、化成品等の販売及び貴金属リサイクル原料回収の拡大を図る方針だ。
従ってアナリスト筋は今3月期の増額修正、来2013年3月期の続伸を想定している。好業績見直しの波が押し寄せてくるのはそう遠くない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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