トヨタ、独でオープンミッドシップHVの「GRMN」コンセプトカーを展示

2011年6月22日 17:17

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トヨタ自動車のオープンミッドシップ・ハイブリッド・コンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」

トヨタ自動車のオープンミッドシップ・ハイブリッド・コンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」[写真拡大]

 トヨタ自動車は22日、6月23日から26日まで、ニュルブルクリンク(ドイツ・ラインラント=プファルツ州)で開催される「第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で、「GAZOO Racing tuned by MN(略称:GRMN=ジーアールエムエヌ)」のHVコンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」を展示すると発表した。

 同コンセプトカーは、2010年1月の「東京オートサロン2010」で発表したオープンミッドシップ・ハイブリッドの「GRMN SPORTS HYBRID Concept」の第2弾にあたる。

 今回スタイリングを一新し、ハイブリッドシステムを改良した。ミッドシップ・レイアウトによる車両の回頭性の良さ(自在に走る楽しさ)と、フロントをモーター駆動することによる安定性を兼ね備えた「4WDスポーツハイブリッドシステム」を搭載。また、オープンボデー採用により、EV走行時に静粛の中で自然と対話することが可能となるなど、「クルマの楽しさ」を1台の車両に凝縮した。

 1997年に他社に先駆けて量産型ハイブリッド車を市場導入したトヨタは、従来からハイブリッド技術のレース車両やスポーツカーへの応用を積極的に研究。今回の車両も、その一環と位置付けている。

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