山田養蜂場、従業員がボランティアとして被災地へ

2011年6月20日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 東日本大震災の一日も早い復興を願い、山田養蜂場グループの従業員8名が2回に分かれてボランティアに参加する。

 8名は2グループに分かれ、1週間ずつ活動を行う予定。第一グループは5月30日から6月5日の期間参加し、すでに活動を終了。第二グループは6月27日から7月3日を予定している。現地での活動は、その時々で必要とされる支援内容に応じ決定するが、家屋の整理、清掃、ボランティアセンターの運営事務などが主となっている。

 同グループはこれまでに支援金として115,833,119円を寄付。さらに顧客からの募金と、同社キャンペーン売り上げの一部をあわせた約17,447,403円を6月中に寄付する予定だ。また、被災者の栄養補給や体力維持に活用してもらうために、蜂蜜キャンディやローヤルゼリーなどを国際医療ボランティア団体AMDAを通じて寄贈。合わせて、子供たちの心の負担を少しでも軽減できることを願い、みつばちクレヨンとスケッチブックも寄贈している。また、支援物資のニーズも食料から日用品へと移行しつつある中、女性からのニーズが特に高い化粧品のセットもこれまでに7000セット弱贈っている。

 3月11日の震災発生から3ケ月が経過する中、今なお、避難所暮らしの人が約9万人もいるという。同社は今後も、自社でできる支援活動を継続的に実施し、あらゆる側面から災害支援を行っていくという。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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