【銘柄診断】東和薬は連続最高純益をテコに割安ディフェンシブ株買い再燃し反発

2011年6月3日 17:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東和薬品 <4553> は3日、65円高の4585円まで上げて、25円高の4545円と反発し、5月27日につけた年初来高値4640円を射程圏に捉えた。

  今年5月13日の決算発表時から、今3月期純利益を連続の過去最高更新と予想し、市場コンセンサスを上回ることをテコにすでに500円高しているが、PERはなお12倍台と割安としてディフェンシブ株買いが再燃している。

  今期業績は、売り上げ517億円(前期比12%増)、経常利益102億円(同8%増)、純利益63億円(同7%増)と予想され、純利益は連続して過去最高を更新するとともに市場コンセンサスを約5億円上回る。

  政府の後発医薬品使用促進策を追い風に高血圧症薬などが続伸し、今秋の山形工場竣工で70億錠・カプセルの生産体制に増強され、営業所も約30カ所を増設することなどが要因となる。

  株価は、東日本大震災発生で年初来安値3345円まで突っ込み、下げ過ぎ訂正で4000円台を回復、決算発表で2段上げしている。なおPER12倍台の割安修正で高値抜けから上値を伸ばそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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