【銘柄診断】北陸電気工業は業態変革を推進中、今3月期は後半回復の見込み

2011年5月19日 13:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  北陸電気工業 <6989> は4月1日の193円と5月11日の195円で、ダブルトップを形成。以後は低調な展開で震災後の相場の戻りに一巡感が出てきている。

  前2011年3月期に営業利益22億7000万円(前々期3億3600万円)へ急回復した業績が今2012年3月期は営業利益17億円と前期比25%の大幅減益見通しが明らかになり、処分売りが先行する流れになっている。セットメーカーにおける生産調整に伴い、一時的な受注減が避けられない見通しが指摘されている。

  同社では現在携帯電話端末など情報通信関連を強化中。デジタル家電、携帯電話等の増産や機器の高機能化を背景に液晶コントロールモジュールやチップ抵抗器などの伸びが目立っている。会社側でもこれまでの「抵抗器の北電工」から「センサ&モジュールのHOKURIKU」という価値創造型企業への変身を標榜しており、収益力の強化が進んでいる。営業利益は前半の2億円に対し後半は15億円と急増する見通しにある。株価はそこらあたりの動向へ焦点が合わせられていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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