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【銘柄診断】ゼリア新薬は連続2ケタ増益・増配、高値抜けから一段高へ
ゼリア新薬工業 <4559> は、前日17日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、今年2月の再上方修正通りに増益率を伸ばして着地し、今期も2ケタ続伸を予想、配当も連続増配する。
前期業績は、前々期比2%減収、2.1倍経常増益、83%純益増益と続伸した。主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が、国内外とも順調に売り上げを拡大し、コンシューマーヘルスケア事業では、主力製品群の「コンドロイチング群」が、テレビCMや店頭販売促進活動で、売り上げを拡大したことなどが寄与した。
今期も、「アサコール」が今年1月から長期処方が可能となったことから大幅な増収を見込み、コンシューマーヘルスケア事業も、主力製品群の積極的な広告展開を予定していることから続伸、純利益は22億5000万円(前期比22%増)と予想している。
配当は、前期に19円(前々期実績16円)に増配したが、今期はさらに20円に引き上げる。
株価は、前期業績の再増額で年初来高値1023円をつけ、大震災発生で上場来安値775円まで売られ、下げ過ぎ訂正と売り方買い戻しで急落幅をほぼ埋めてきた。PER18倍台と割安で、信用取組も株不足で逆日歩がつく好需給となっており、高値抜けから一段高に進もう。本日(18日)の株価は、2円安の980円と小反落した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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