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【銘柄診断】コナミはSNS急拡大とグローバル化の進展で大幅連続増収達成へ
コナミ <9766> は震災前の水準を取り戻せない状態が続いている。業績はきわめて好調だ。前2011年3月期は売上げこそ2621億円と前々期比15%減となったが、利益率の高い部門の伸びにより営業利益は208億円と同11%増益を達成した。
しかも、今2012年3月期は売上げが2580億円と前期に比べ弱含むが、営業利益は260億円と同25%増益へ続伸の見通しだ。デジタルエンタテインメント事業においては、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)向けのゲームの普及で国内市場が売上げを伸ばすとともに、世界的なオンライン環境の整備からオンラインゲームのグローバル化が進展している。
また、カジノ市場は、世界各国、地域で法制化が進み、年々その数は増加、スロットマシンの製造、販売なども成長が見込まれている。それにも関わらず株価の動きが鈍いのは株価が成長を早目に取り込んでいたことによる。今3月期ベースでもPERは15倍台とそれなりの評価水準に達している。今3月期の増額など株価に新たな割安感が生じないと、大きな展開は難しいのかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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