【銘柄診断】イディアインターナショナルは小売事業が伸び、今期は大幅増益へ

2011年4月13日 11:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  イディアインターナショナル <3140> は東日本大震災による相場激変にも関わらず、380~500円でのもみ合いに終始している。

  同社はデザイン性の高いライフスタイルプロダクト(時計・家電・インテリア雑貨等)とオーガニック化粧品(有機栽培の植物成分を主原料とした化粧品)の企画開発、生産を行っている。

  卸売事業は大型OEM案件の獲得、輸出の好調などはあったが、専門店向けがダウンしたため、セグメント全体としては赤字となっている。一方、小売事業については店頭の販売促進強化策などが奏功し、売上げを伸ばしている。この結果今2011年6月期の業績は売上げが54億300万円(前期比9%増)、営業利益が1億100万円(同360%増)の増収益決算が見込まれている。

  同社の商品はそのデザイン性が消費者に受け入れられている趣味品としての性格が強く、大震災の影響で売上げが急激にダウンするとは考えにくく、業績面への打撃も大きくはなさそうだ。改めて見直される場面がありそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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