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【銘柄診断】三桜工業は高値更新、業績上方修正で連続最高純利益を伸ばす
記事提供元:日本インタビュ新聞社
★昨年来高値800円を更新
三桜工業 <6584> は28日、15円高の812円まで上げて5日続伸し、今年1月12日につけた昨年来高値800円を更新している。終値は10円高の807円だった。
27日大引け後に今3月期第3四半期決算の開示に合わせて、3月通期業績の上方修正を発表、連続過去最高純利益更新の更新幅を伸ばすことが割安修正買いを拡大させている。
3月通期業績は、期初予想より売り上げを11億円引き下げたが、経常利益を9億円、純利益を2億円それぞれ引き上げ、純利益は、33億円(前期比40%増)と前期の過去最高を更新する。
売り上げは、米国、中国、アジアを中心に販売が堅調に推移したが、為替の円高が響き下方修正した。利益は、グループ全体で取り組んでいる構造改革によるコスト削減効果により上方修正につながった。
株価は、今期第2四半期累計業績の上方修正・期末配当の増配でやや上ぶれたが、円高進行とともに583円まで売られ、下げ過ぎ訂正で4割高した。なおPER8倍台、PBR0.8倍台の割安修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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