トヨタ、「ノア」など128万台をリコール:燃料漏れのおそれ

2011年1月26日 15:39

印刷

 トヨタ自動車は26日、ミニバン「ノア」や高級車「クラウン」など約128万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

 「ノア」「ヴォクシー」など約120万台は、使用を続けると、燃料の圧力変動により亀裂が進行し、燃料が漏れるおそれがある。加工ばらつきの強度評価不足のため、パイプに微小な亀裂が発生することがあるという。また、そのうち約36万台は、使用を続けると別の不具合でねじ部から燃料が漏れるおそれがある。対象車両は、2000年5月から08年年10月に製造されたもので、部品を交換して対応する。

 「クラウン」「マークX」「レクサス」の74,590台は、使用を続けると、燃料圧力センサの締付けが緩み、燃取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれがある。対象車両は07年8月から09年8月までに製造されたもので、センサを締め直すか部品の交換で対応する。

関連記事