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【銘柄診断】昭和ホールディングスは5期連続の損失、継続前提に疑義が注記
昭和ホールディングス<5103>(東2)は低位株が相次いで居どころ修正高へ進んでいるにも関わらず、不調の足取りが続いている。[写真拡大]
昭和ホールディングス <5103> は低位株が相次いで居どころ修正高へ進んでいるにも関わらず、不調の足取りが続いている。
主力事業であるゴムライニング及び工業用ゴム製品が水処理・製鉄・化学業界の設備投資の需要減少を受け伸び悩み、スポーツ用品事業でも、主力のソフトテニスボールの販売が低調に推移し、テニスウェアを中心とするルーセントブランドの商品も不振。このため、2011年3月期は営業利益が3億3800万円の損失と5期連続の損失の見通し。
9月中間決算でも継続企業の前提に関する疑義が注記されていることも市場人気獲得の障害になっている。中期的にはすでに出荷が始まった太陽光発電関連の新商品の拡充、同社が得意分野としてきた水処理関連商品の拡充、ゴムライニングを中心とした原子力発電分野への製品供給拡大、鉄道分野への進出など環境関連分野での展開を積極化する方針だ。
また、2009年11月に買収したマレーシア子会社を中心にアジアでのライニング事業を積極化する。もともと市場人気の高い株とあって、あるとき突然の人気化もないではないが、その継続性は疑問だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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