中国、2010年のGDP成長率は10.3% 日本超え世界2位に

2011年1月20日 14:57

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中国上海の浦東新区に位置する超高層ビルのジンマオタワー

中国上海の浦東新区に位置する超高層ビルのジンマオタワー[写真拡大]

 中国の2010年の国内総生産(GDP)は名目で39兆7,983億元となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比10.3%増加した。中国の国家統計局20日発表した。前年の9.2%を1.1ポイント上回り、3年ぶりに二桁成長となった。

 四半期別の成長率は、1-3月期が11.9%、4-6月期が10.3%、7-9月期が9.6%、10-12月期が9.8%だった。産業別では、第1次産業が4.3%、第2次産業が12.2%、第3次産業が9.5%成長した。

 国内各紙の報道によると、10年1-9月のGDPは日本と中国が拮抗していたが、10年の総額では中国が約4,000億ドル上回る見込み。中国が世界第2位の経済大国となることになる。

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