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米インテルの10-12月期、純利益・売上高とも過去最高:法人向けサーバが堅調
インテル製CPUが搭載されたノートパソコン。[写真拡大]
米半導体大手インテルが13日発表した第4四半期(2010年10月~12月期)決算は、純利益が前年同期比48%増の34億ドル(約2,805億円)、売上高は同8%増の115億ドル(約9,490億円)でいずれも過去最高を記録した。
同社によると、個人向け市場が10年半ばから軟調だったが、法人向け市場のうち特にサーバ市場部門の需要が堅調だった。新世代CPU「Sandy Bridge」の販売開始と法人向け市場の堅調さによって粗利益率は67.5%、営業利益は同74%増の43億ドルで過去最高を更新した。
なお、AMDに対する独禁法違反訴訟などの和解金12億5,000万ドルの支払いの影響を除くと、純利益は同7%増だった。
事業部別では、PCクライアント事業部の売上が前期と同等、データセンター事業部の売上は対前期比で15%増、インテル・アーキテクチャー事業本部のその他の事業部の売上は前期と同等だった。Atomプロセッサーと関連チップセットの売上は3億 9,100万ドルで、前期と同等だった。
10年通期では、売上高は前年比24%増の436億ドル、純利益は同167%増の117億ドルで、いずれも過去最高だった。
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