トヨタ、3代目の「ヴィッツ」を発売-クラストップの低燃費を実現

2010年12月23日 09:32

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トヨタの「ヴィッツ F“SMART STOPパッケージ”(1.3L 2WD)」。トヨタ自動車のホームページより。

トヨタの「ヴィッツ F“SMART STOPパッケージ”(1.3L 2WD)」。トヨタ自動車のホームページより。[写真拡大]

 トヨタ自動車は22日、小型車「ヴィッツ」を全面改良した3代目の新型モデルを全国で発売した。新開発のアイドリングストップ機能の搭載により、ガソリン1リットル当たり26.5キロという軽自動車を除くガソリン車ではトップの低燃費を実現した。

 ヴィッツは1999年に初代モデルが発売された以来、欧州をはじめ世界70か国以上で累計350万台が発売された。国内でも累計140万台を販売したトヨタの基幹モデルである。

 新型モデルでは、室内長を35ミリ拡大して全長1,915ミリのゆとりある空間を実現した。ラゲージルームも奥行きを145ミリ拡大してゆとりの積載量を確保するとともに、デッキボードの高さを2段階に調整できるアジャスタブルデッキボードを採用し、収納性を向上した。また、フロントドアガラスには紫外線を約99%までカットするスーパーUVカットガラスを世界初で採用したなど、日常や仕事など多様なドライブシーンで活躍するユーティリティと機能をそろえた。

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