【銘柄診断】三菱自は日産との提携を正式発表も利益確定売り交錯し反落

2010年12月15日 18:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  三菱自動車工業 <7211> は15日、5円安の123円と3日ぶりに反落した。14日の後場取引時間中に伝わってきた日産自動車 <7201> との提携報道をテコに急伸したが、大引け後の提携正式発表を受け、この日は利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯しもみ合っている。

  両社は、すでに国内市場で軽自動車や小型商用車を相互に供給するOEM契約しているが、この協力関係を拡大することで合意した。OEM拡大では、国内市場向けに日産が三菱自に小型商用車を供給し、中東市場向けに三菱自が日産にSUV(多目的スポーツ車)を供給し、OEM以外の分野では、三菱自のタイ工場で日産の「ナバラ」の生産と将来的に両社の次期型1トンクラスのピックアップ車の開発・生産協力を進め、国内市場向けには軽自動車の商品企画、開発を行う合弁会社を対等比率で設立する。

  三菱自の株価は、年初来安値93円から今3月期第2四半期累計業績の上方修正や電気自動車人気で底上げ、前日は前引けの117円から提携報道を受けて129円まで急伸した。信用倍率が1倍台で拮抗して逆日歩がつく好需給に低位値ごろのサポート材料も加わり思惑相場が続こう。なお日産は、前場に8円高の817円と続伸したが、後場は2円安と値を消しもみ合っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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