日本マクドナルドの11月売上高は1店舗あたり4.9%増、株価は9連騰

2010年12月9日 19:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「戦略的閉店」の効果は継続

  日本マクドナルドホールディングス <2702> が9日の大引け後に発表した11月の月次売上高は、既存店が前年同月比4.1%減となり、6月以来5カ月ぶりに減少した。全店も同6.6%減となり、こちらは3カ月連続で減少した。

  既存店の売上高は昨年度も6月、11月に減少しており、季節性があるとの見方もある。昨年の11月は、売上げ高に加えて客数も減少したのに対し、今年度は客数が同3.0%増となり、5ヶ月連続増加した。

  同社では、店舗の採算性を重視する「戦略的閉店」を推進中。発表では、全店ベースで営業店舗数の減少を加味すると、1店舗あたりの11月の売上高は同4.9%増になるとした。同様の見方で10月は同10.8%増だった。伸び率は鈍化。

  9日の株価は2130円(13円安)で終わり、10日ぶりに反落。昨日まで9連騰で年初来の高値2150円(12月8日)をつけた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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