FDA、カフェイン添加のアルコール飲料は連邦法違反と警告

2010年11月23日 12:05

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記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 米国食品医薬局(FDA)は、カフェインを添加したアルコール飲料を販売する4社に対し、「安全でない添加物」を使用していると文書で通告した。アルコール飲料にカフェインを添加することは一般的に安全と認知されておらず、アルコールと同時に摂取することは感覚を鈍らせ、急性アルコール中毒の危険も高まるのだという。FDAによれば、このような製品は連邦法に違反しているため排除することも可能であるとし、各社は15日以内にしかるべき対応を取るか、反証を示すことを要求されている(プレスリリース)。対象とされている製品はカフェインを添加したビール「MoonShot」を除き、アルコール入り栄養ドリンクのようだ。ウイスキーをレッドブルとコーラで割ったようなものだろうか。

 ちなみに読売新聞の記事によると、国内の製品で「カフェインを含むアルコール飲料はない」という。しかし、ウーロンハイやカルーアなど、カフェインが含まれるアルコール飲料は簡単に思いつく。「カフェインを添加したものは一切ない」か「高濃度のカフェインを含むものはない」、どちらだろう。

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