サラリーマン男性のスーツ指向は低価格志向に

2010年10月26日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 インテージが東京都と埼玉、千葉、神奈川の20歳から59歳までのサラリーマン男性797人を対象に仕事着についての調査を行った結果、購入スーツに低価格傾向が強まっていることが分かった。また新着は1年に1度程度が22%で最も多かった。今着ているスーツが着れなくなったらという回答(16.2%)や2年に1着という回答(13.7%)も合わせると、1年1着程度のサイクル以上の購入者が過半数を占めていた。

 調査は10月5日から7日にかけて実施された。それによると、スーツの購入頻度の少なさに加え、購入するときの値段についても、2万円台が28.4%で最も多く、1万円台が22%、3万円台が21%と3999円以下が全体の7割にのぼり、スーツへの低価格志向を反映していた。

 一方、ワイシャツについては、1000円から4999円までが7割を占めたが、20代、30代では3000円から4999円が最も多く、40代、50代では1000円から2999円が最も多いなど、年代が高い方が安価なものを購入している傾向が見られた。この傾向はスーツの場合の傾向と逆になっていた。
(編集担当:福角やすえ)

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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