イオン、幕張店をリニューアルオープン

2010年9月24日 19:57

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記事提供元:日本繊維新聞

 イオンは、専門店ゾーンと直営売り場を融合したGMS(総合スーパー)、イオン幕張店(千葉市)をリニューアルオープンした。同店は、イオンがこれまで取り組んできた「GMS改革」の成果を取り入れた1号店。従来の広く浅い品揃えの売り場ではなく、専門性の高い売り場になっているのが特徴だ。

 幕張店は、1階に動物病院を兼ね備えたペットショップ「ペットシティ」や、品揃えを豊富にさせた「イオンリサイクルショップ」がリニューアルオープン。2階は、「トップバリュコレクション」と「R.O.U」、靴専門店の「ASBee」などが隣接している。

 イオンリテールの村井正平社長は「「キーレバーは『専門店化』だ。ナロー&ディープ(狭く深い)のカテゴリーを専門店化していく」と話した。また、従来からある専門店に対抗していくための要点として挙げたのが、コスト削減だ。「メタボなGMS事業を筋肉質に変える。そのため、コストを徹底的にローコストにする」。最終的には、路面店としての進出も視野に入れている。

 今後は、約300店舗の〝箱型〟GMSについて、幕張店をモデルに専門店を導入し、専門性の高い売り場に変えていく。また、約110あるモール型SCにも専門店を導入していく。

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