マイクロブラッドサイエンス、新型コロナウイルス IgG / IgM 抗体検査キットについてのお知らせ
配信日時: 2020-04-14 14:00:00
株式会社マイクロブラッドサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:大竹 圭、http://www.microbs.jp/)は、中国企業のVazyme Biotech Co.,Ltd(以下「Vazyme社」)と1滴の血液(0.02ml)があれば10分で迅速検査ができ、なおかつ検査機器が不要でその場で判定が可能な新型コロナウイルス IgG / IgM 抗体検査キット※1(金コロイド法)の日本国内での独占販売契約を締結しており、すでに1部のキットの日本国内への輸入を開始しており塩野義製薬に順次納品をしております。
※1
【認可取得済み】
中国、シンガポール、フィリピン、EU
【販売開始済み】
イギリス、ドイツ、イタリア、オーストリア、ベルギー、ポーランド、シンガポール、マレーシア、フィリピン、メキシコ
【参考】http://www.vazymebiotech.com/COVID.htm
このような中で、塩野義製薬は新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)に対して、以下の取り組みを進めていることが発表されております。
【COVID-19検査キット提供に向けた取り組み】
2020年3月17日にお知らせしたCOVID-19抗体検査キットについては、この度、導入元の株式会社マイクロブラッドサイエンスとの間で契約を締結し、国内での実用化に向けて性能試験に参画し、薬事承認に必要な臨床データの収集を進めております。また、本キットのさらなるエビデンス構築を目的に、臨床研究を早急に開始する予定です。本キットの有用性を確認し、体外診断用医薬品として一日も早く医療に貢献することができるよう取り組んでまいります。
【塩野義製薬のリリースより1部抜粋 http://www.shionogi.co.jp/company/news/2020/qdv9fu000001oo2b-att/200414.pdf】
弊社としましては一日も早く社会の安心・安全に貢献することを目指し本キットを最優先で日本国内に安定的に輸入をすべくVazyme(ヴァゼム)社と調整を行い、国内販売に関しては塩野義製薬と調整を行ってまいります。
【新型コロナウイルス IgG/IgM 抗体検査キット(金コロイド法)概要】
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NTYwOCMyNDAxMjMjNjU2MDhfelVEc3FyZEhQbS5KUEc.JPG ]
IgGとIgM抗体
IgGとIgMは新型コロナウイルスから身体を守るために、免疫システムによって体内で産生される免疫グロブリンです。
IgM抗体レベルは、感染から1週間で上昇し始めます。一方、IgGはIgMより遅れて出現し(通常感染から2週間)、6ヶ月から最大数年間にわたって検出が可能です。IgGが検出された場合は、過去に感染があったことを示すことになります。IgGとIgMの同時モニタリングによって、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者を迅速に同定することが可能です。2003-SARS(重症急性呼吸器症候群)、2016-Zika(ジカ熱)の発生期間においても、IgGとIgM抗体検出は推奨される診断方法の一つとして使用されました。
【事業内容】
国立東京医科歯科大学との共同研究の成果として確立した微量検査技術を実用化し、微量血液検査専門の分析センターとしてMBS研究所(2016年10月に臨床検査所として認可)を設立しました。MBS研究所は、その専門化された高い検査技術とICT技術によって、信頼性の高い検査を実現するとともに、検体管理、検査結果通知などにも新しいサービスを提供しています。
いつでもどこでも簡単に採血できる微量採血デバイス(特許取得済み)、健康状態の数値をスマートフォンで簡単に確認できるシステム、ネットワークでのシステムデータ管理で、連携・運用を支援するラボ展開の仕組みなどを開発しており、2018年より微量採血検査をベースとした次世代ヘルスケアシステム事業を本格的にスタートさせております。
株式会社マイクロブラッドサイエンス 取締役会長:岩澤 肇
慶應義塾大学経済学部卒業後、協和発酵工業株式会社に入社。同社システム部部長などを務める。
情報処理推進機構(IPA)試験委員並びにFIFA日韓ワールドカッップ情報システム委員、日経コンピュータ書評委員などを歴任。
協和発酵工業株式会社を退社後、株式会社リージャー代表取締役に就任し同社の指先微量採血器具の開発・製品化を行う。
株式会社リージャーを退職後、株式会社マイクロブラッドサイエンスを設立し、代表取締役に就任。
東京医科歯科大学にラボを設立し、同大学と共同研究開発等を行う。
株式会社マイクロブラッドサイエンス
代表取締役:大竹 圭
1973年に米国に生まれる。幼少時に帰国、家業である貿易会社に勤務し、世界中の輸出入のビジネスを学び、出生地である米国と日本間のビジネスに興味を持ち渡米、現地で飲食店のオーナーを 経て、取引先である最高峰のオーガニック農場CHINO FARMと提携し、健康食材を取り入れたライフスタイルに感銘を受ける。帰国後、健康的な食生活と最先端のフィットネスを組合せたパーソナルトレーナーとして活動を開始、フィットネス競技であるBest Body Japanにおいて40歳代のマスターズクラス2013年ノービス大会優勝、日本大会5位の成績を収める。自分の健康状態を知る上で最も 重要である血液検査への関心から、東京医科歯科大学との共同研究に参画、その後、東京医科歯 科大学発のべンチャー企業マイクロブラッドサイエンス社に招かれ、研究、営業部門を担当し、簡便な微量血液検査を普及させ、トークンエコノミーの実現により、健康をテーマとする社会課題の解決 に取り組む。2019年6月より代表取締役を務める。一般社団法人身体運動科学ネットワーク会員。
医学顧問:相川 直樹
医師 / 医学博士
慶應義塾大学名誉教授
慶應義塾大学医学部卒業(首席)、米国ECFMG医師試験合格、Harvard Medical School研究員・Massachusetts General Hospital外科フェローを務める。帰国後、慶應義塾大学教授(救急医学)、慶應義塾大学医学図書館長、慶應義塾大学病院長、慶應医師会長、厚生労働省の医道審議会医師分科会長・医師国家試験委員長・医師臨床研修部会長、国際医学情報センター理事長、アステラス製薬(株)取締役、米国大使館・カナダ大使館のMedical Advisor等を歴任。現在、聖路加国際大学理事・評議員、NHK交響楽団理事、日本生命保険相互会社、公益財団法人日本感染症医薬品協会、日本救急医療財団等の評議員。日本化学療法学会、日本救急医学会、日本Shock学会等の名誉会員、日本外科学会特別会員、Senior Fellow of the American College of Surgeons, Honorary Member of the American Surgical Association等。Harvard Prize, Whitaker Prize, TVB-Burn Prize等受賞。
【参考リンク】
マイクロブラッドサイエンス、1滴の血液と10分で検査可能な新型コロナウイルスIgG / IgM検査キットの輸入に向け協議を開始
https://www.value-press.com/pressrelease/237651
マイクロブラッドサイエンス、新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検査キット製品の導入に向けた塩野義製薬との業務提携について
https://www.value-press.com/pressrelease/238250
提供元:valuepressプレスリリース詳細へ
プレスリリース情報提供元:valuepress
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