文部科学省の「子供の読書キャンペーン」で光文社新書『バッタを倒しにアフリカへ』(著・前野ウルド浩太郎)が推薦されました! 5月に児童書版も発売決定
配信日時: 2020-04-07 10:00:00
文部科学省が運営する、臨時休校期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子供の学び応援サイト」内のコーナー「子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」で、光文社新書『バッタを倒しにアフリカへ』(著・前野ウルド浩太郎)が紹介されました。
スポーツ庁長官、文化庁長官をはじめとした方々のおすすめする本を紹介するコーナーで、『バッタを倒しにアフリカへ』はノーベル物理学賞受賞者・現東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんの推薦本として紹介されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21468/327/resize/d21468-327-822481-0.jpg ]
バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。
それが、修羅への道とも知らずに…。
『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る科学冒険ノンフィクション!
バッタの群れは海岸沿いを飛翔し続けていた。夕方、日の光に赤みが増した頃、風向きが変わり、大群が進路を変え、低空飛行で真正面から我々に向かって飛んできた。大群の渦の中に車もろとも巻き込まれる。翅音は悲鳴のように重苦しく大気を振るわせ、耳元を不気味な轟音がかすめていく。このときを待っていた。群れの暴走を食い止めるため、今こそ秘密兵器を繰り出すときだ。さっそうと作業着を脱ぎ捨て、緑色の全身タイツに着替え、大群の前に躍り出る。「さぁ、むさぼり喰うがよい」。
【著者紹介】
前野 ウルド 浩太郎(まえの うるど こうたろう)
昆虫学者(通称:バッタ博士)。1980年、秋田県生まれ。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター研究員。神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。著書に、第4回いける本大賞を受賞した『孤独なバッタが群れるとき――サバクトビバッタの相変異と大発生』(東海大学出版部)がある。『バッタを倒しにアフリカへ』は累計20万部を突破し、第71回毎日出版文化賞特別賞、新書大賞(2018年)、第6回ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門大賞などを受賞した。
【書籍詳細】
書名:『バッタを倒しにアフリカへ』
著者:前野ウルド浩太郎
発売:光文社
発売日:2017年5月17日
定価:本体920円+税
判型:新書判ソフトカバー
★5月18日(月)に、光文社より『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』が刊行されます。
こちらは新書版に新エピソードが加わり、小学校3年生以上で習う漢字には総ルビ、オールカラーの児童書版です(A5判、予価1,980円)。
多くの方のリクエストにお応えして、小学校低学年のお子様からでも読みやすい作りになっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21468/327/resize/d21468-327-817387-1.jpg ]
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