プロ野球開幕まであと僅か。前日本ハム投手コーチ・吉井理人が初めて明かす『投手論』

プレスリリース発表元企業:株式会社PHP研究所

配信日時: 2013-03-19 11:00:00

ダルビッシュ、吉川投手を球界のエースに導いた、まったく新しい野球論と「投手魂」とは!?

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2013年3月18日、『投手論』(吉井理人・著、PHP新書)を刊行します。



近鉄バファローズ、ヤクルトスワローズ、そしてニューヨーク・メッツへと日米の球団を渡り歩いた吉井理人。メジャーでは通算32勝し、日本人初のポストシーズン開幕投手も務めました。そして現役引退後、日本ハムファイターズの投手コーチに就任し二度のリーグ優勝に貢献するなど、まさに日米野球界の表も裏も知り尽くしている存在です。今回、これまで培ってきた「投手とはかくあるべし」という吉井理人流の投手哲学を初めて明かします。

なぜ150キロの剛球を投げなくともメジャーで先発投手として勝ち星を積み上げられたのか? 

どうやってダルビッシュ有、吉川光夫らを、球界を代表するエースに導いたのか?

そこには、これまでの投手観とはまったく異なる「投手魂」が存在していました。

――「打たれてKOされた時こそ、偉そうにベンチに帰って来い。打たれて下を向いたら罰金」

ここに著者の考える投手の魂があるのです。

また著者は、投球術についても既知の投球論に異を唱えます。

――「打者は、ゴロを打とうとするのに、なぜ投手は、低目に投げなければならないのか」

そして、日米では「打者の待ち方」が根本的に異なる、といいます。

メジャーでは追い込まれてからヤマをかける、一方日本の選手は、ストレートでも変化球でも対応できるように待つため、いいところに決まると手が出ない、など現在開催中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表選手にも参考になるような情報が盛り込まれています。

本書に書かれているのは、従来の野球の見方を覆す、まったく新しい野球論。野球ファンはもちろん、投手のようにかっこよく生きたい人は必読の一冊です。


【主な内容】


第1章 投手のダンディズム

第2章 投手に必要な三つのコントロール

第3章 投手コーチが教えられるたった一つのこと

第4章 エースの条件

第5章 プロフェッショナルな指導者

第6章 メジャーへの挑戦


【著者プロフィール】
吉井理人[よしい・まさと]
1965年、和歌山県生まれ。箕島高校卒。83年のドラフトにて、近鉄バッファローズに指名される。88年には、抑え投手として活躍し「最優秀救援投手」のタイトルを獲得。95年にヤクルトスワローズに移籍。先発としてチームの日本一に貢献。97年オフにFA権行使。ニューヨーク・メッツと一年契約。98年、野茂英雄に次ぎ日本人メジャーリーガー史上二人目の完投勝利を挙げる。99年、ダイヤモンドバックスとのディビジョンシリーズ第一戦では日本人初のポストシーズン開幕投手となり、ランディ・ジョンソンと投げ合う。2003年に日本球界に復帰。08年から日本ハム一軍投手コーチ。10年、同二軍投手コーチ。11年から再び一軍投手コーチを務めた。09年と12年、パリーグ制覇を果たす。


【商品情報】


発売日:2013年3月18日

判型:新書判

定価:760円(税別)

ISBN:978-4-569-81001-0


【ご参考】
《PHP研究所》 http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-81001-0
《アマゾンドットコム》 http://www.amazon.co.jp/dp/4569810012


【本件に関するお問合せ】

株式会社 PHP研究所 広報
 TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248          
 E-mail:prinfo@php.co.jp
 URL: http://www.php.co.jp/

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