保育士の4割が「保育士の経験が活かせる別の仕事がしたい」幼保無償化と並行し、求められる保育現場の就労環境改善

プレスリリース発表元企業:株式会社ネクストビート

配信日時: 2019-12-10 16:39:35

累計13万人以上が登録する保育士・幼稚園教諭向け転職支援事業「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビート(東京都渋谷区、代表取締役社長:三原誠司)は、保育士の転職・キャリアに関するアンケート調査を実施いたしました。この度「保育士バンク!」利用者69名から回答を頂き、結果をまとめましたので概要をお知らせします。




【調査サマリー】
・保育士の7割が転職経験者。「3回以上転職をした」方は4割。
・新しい職場への入職時期としては4月(56.4%)が圧倒的。担任制の為、年度末まで現職に留まる方が多いことが推測できる。
・最大の転職理由は職場の人間関係。次いで、給与。
・「一時的な離職があっても、今後の保育士として働きつづけたい」と回答した方が約半数いた一方で「保育士の経験が活かせる別の仕事がしたい」と回答した方が4割。

2019年10月に、協力開発機構(OECD)が幼児教育や保育に関わる保育士や園長らに対し実施した国際調査では、社会から評価されている」と回答した日本の保育士は31%にとどまり、仕事を巡る自己肯定感が韓国など8カ国中最低だったことが判明しました。幼保無償化で、子どもの預けやすさは改善が進む一方で、保育現場の就労環境改善の施策は進まない現状を課題視する声が上がっています。今回実施した保育士の転職サイトに登録する求職者向けのアンケート調査でも、約4割が「保育士の経験が活かせる別の仕事がしたい」と声をあげる結果となりました。

Q. あなたはこれまでに転職をしたことはありますか?ある場合は何回転職しましたか?
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保育士の7割が転職経験者。「3回以上転職をした」方は4割。


Q. ※転職経験者にお聞きします。(1回目の)転職先への入職時期を教えてください。
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新しい職場への入職時期としては4月(56.4%)が圧倒的。担任制の為、年度末まで現職に留まる方が多いことが推測できる。


Q. ※転職経験者にお聞きします。転職を考え始めたきっかけを教えてください。(複数回答可)
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最大の転職理由は職場の人間関係。次いで、給与。


Q. ※すべての方にお聞きします。今後のキャリア観について教えてください。
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「一時的な離職があっても、今後の保育士として働きつづけたい」と回答した方が約半数いた一方で「保育士の経験が活かせる別の仕事がしたい」と回答した方が4割。


【調査概要】
調査対象:「保育士バンク!」に会員登録をしている保育士
調査期間:2019年11月6日~2019年11月18日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:保育士 69名

以上

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