<自転車の安全利用促進委員会レポート>冬休みも安全な自転車利用で事故ゼロ目指す!千葉県立千葉工業高等学校・千葉県立船橋法典高等学校にて『自転車の交通安全教室』を開催しました。

プレスリリース発表元企業:自転車の安全利用促進委員会、一般社団法人自転車協会

配信日時: 2018-12-19 14:15:00

自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する「自転車の安全利用促進委員会」と「一般社団法人 自転車協会」は、2018年12月18日(火)に千葉県立千葉工業高等学校、翌19日(水)に千葉県立船橋法典高等学校にて全校生徒を対象に自転車の交通安全教室を開催いたしましたので、ご報告いたします。

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千葉工業高等学校での自転車の安全教室

例年12月は交通量が多いこともあり、1年の中で最も交通事故の多い月(警察庁交通企画課交通事故統計)でもあり、冬休みに入り、いつもとは異なる不慣れな場所へ出かける機会も多くなり、より自転車利用に注意する必要があります。今回開催した自転車の交通安全教室では、自転車の安全利用促進委員会メンバーの遠藤 まさ子氏が、千葉県の事故状況についてや、生徒が加害者になる可能性・加害者になってしまった後の生活への影響、自転車製品の安全性(BAAマークについて)等について講演しました。

千葉県は、平成29年の交通事故ランキングで47都道府県中第9位と、事故が多発している県でもあります。高校生の事故は昨年は720件発生しており、道路交通法の違反や『止まれなかった』『避けられなかった』ことが原因とである事故が多発しています。遠藤氏からは、「危ない運転をしていませんか?交通事故の多い県だからこそ、安全確認などは十分にする必要があります。例えば、左側通行を守るだけでも自分の身を守ることになりますので意識して運転しましょう。」とアドバイスがありました。

また実際の自転車を用いた自転車メンテナンスのレクチャーでは、「自転車事故を起こさない・加害者にならないためには、しっかり止まれる自転車であることが重要です。自転車に乗る前には、必ず自転車に不備が無いか確認しましょう。また、新しく自転車を購入する場合には、約90項目のテストに合格した安全な自転車の目印であるBAAマークを確認するとよいでしょう。」と話しました。

【参加した生徒の感想】
・今日の講演を聞いて、自転車の速度が遅かったとしても相手を死なせてしまうこともあると聞いて、自転車は“乗り物”なので乗っている間は自動車と一緒だということをもっと強く意識しようと思った。(千葉工業高等学校)
・毎朝自転車に乗っている時は、自分が事故に遭わないように周囲を見て交差点を渡るように意識していたが、今日
の講演を聞いて、自分が加害者にもなることがないように自転車に乗りたいと思った。(船橋法典高等学校)


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千葉工業高等学校での自転車の安全教室
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船橋法典高等学校での自転車の安全教室
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遠藤まさ子氏講演


<参考資料>
●“BAAマーク”とは
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BAAマークは、一般社団法人 自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した製品に貼られています。BAAマークの自転車安全基準は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されています。

●遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)
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自転車の安全利用促進委員会メンバー、自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。


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