環境のためのより良い未来:グルンディッヒの家電製品ポートフォリオを拡大

プレスリリース発表元企業:Grundig

配信日時: 2018-08-31 23:18:00

環境のためのより良い未来:グルンディッヒの家電製品ポートフォリオを拡大

欧州有数のホーム・エレクトロニクス製品の総合メーカーであるグルンディッヒが、IFA 2018で新たなスマート/サステナブル技術を発表

(ベルリン)- (ビジネスワイヤ) -- グルンディッヒは本日、進展を見せる消費者ニーズに対応しながら、より持続可能性のある未来に貢献することに主眼を置いた一連の新技術を発表しました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20180831005268/ja/

Grundig's Bodyguard Vacuum Cleaner (Photo: Grundig) Grundig's Bodyguard Vacuum Cleaner (Photo: Grundig)

プラスチック廃棄物による影響の少ない世界を求める世界的動きの中で、グルンディッヒは2018年モデルの洗濯乾燥機とZio+電気掃除機をいずれもリサイクル原料から製造し、プラスチックの生産量と埋め立て処分場への廃棄物を著しく削減します。今年既に、グルンディッヒのZio+電気掃除機は、グルンディッヒの親会社アルチェリッキの廃電気・電子製品(WEEE)リサイクル施設で生産したリサイクルプラスチック原料を使用していることが評価され、欧州プラスチックリサイクル展(PRS)から、「年間優秀リサイクルプラスチック消費者ライフスタイル製品賞」を受賞しています。

またグルンディッヒは、汚染を解決するための一助として、当社の洗濯機で使用するため、新たなマイクロファイバーフィルタリング技術を開発しました。この新技術は生地から水資源中に漏れ出す超極細繊維の99.9%をこし取るもので、洗濯機に搭載すれば、私たちの環境を保護してクリーンで持続可能な未来を実現することに役立つシステムとなります。

グルンディッヒは消費者ニーズを満たすことができるよう技術的に高度な製品の開発に傾倒するブランドですが、この地球を大事にし、世界で減少している資源の保護に当たっています。

ファイバーフィルタリング

超極細繊維の生物蓄積による悪影響の低減を目指して、グルンディッヒはファイバーフィルタリング技術を開発しました。洗濯機に搭載した場合、このフィルタリングシステムは洗濯機の排水から超極細繊維を取り除くように設計してあります。この革新的システムは、水資源に漏れ出す超極細繊維の99%をフィルタリングすることで、水界生態系の汚染を劇的に低減させます。

電気掃除機/グルンディッヒ製ボディーガード(Bodyguard)電気掃除機

2014年以来、グルンディッヒの親会社アルチェリッキは消費者が使用した家電製品を指定リサイクルセンターでリサイクルするというキャンペーンを行ってきました。革新的な工程を採用することで、これらの使用済み家電製品にあるプラスチック材料を回収して、グルンディッヒのボディーガード電気掃除機で再び使用します。この電気掃除機を生産するために使用するプラスチック原料の90パーセントは、アルチェリッキのWEEE施設が生産したものです。

この環境配慮型製品はこの種で初となるものであり、石油由来プラスチックをリサイクルし、埋め立て処分場に送られる廃棄物の量を減らすための世界的取り組みにとって、大きな前進です。

リサイクル型洗濯機

新開発の原料により、グルンディッヒは一連の洗濯機モデル向け洗濯槽の生産にリサイクルプラスチックボトルを使用できるようになりました。今日、生産される洗濯機20万台につき、約1200万個のプラスチックボトルを生産プロセスに使用します。

この新規製造手法は、リサイクルされないプラスチックで引き起こされる汚染を最小限に抑えるだけでなく、エネルギー節約の取り組みを劇的に増やすことで、二酸化炭素の排出量も低減させます。

リサイクル型ポリアミド

プラスチック廃棄物は相当量が海洋に蓄積されていますが、海洋生物の大きな脅威となっています。廃棄漁網は、魚類・甲殻類・海洋哺乳類・ウミガメなどの動物を含め、毎年50万件に上る海洋生物の死滅の主因となっています。グルンディッヒは漁網をリサイクルしてプラスチック廃棄物を利用することで海洋汚染を低減し、自社の家電製品をより良いものとしています。

オーブン用の部品を生産するために、高い機械的強度と耐熱性を備えたナイロンベースの複合材料を、漁網・繊維の廃棄物や作業屑をリサイクルすることで開発しました。2018年末までにこれら廃棄物材料65トン(総計)をリサイクルし、オーブン用部品の改善ナイロン複合材料として使用します。アルチェリッキの持続可能性目標に沿って、2019年中に複合材料の使用をその他の製品カテゴリーに拡大させ、ナイロンベースのリサイクル原料の消費を330トンにまで増加させる計画です。

2018年9月以降、リサイクル原料はオーブン(オーブンディスプレーカバー、冷却ファンの部品、カードホルダーの部品などのプラスチック部品)に使用します。家電製品シリーズ全体で約30種の部品を2019年中の連続生産向けに用意していきます。

以上

グルンディッヒについて

グルンディッヒは、フォーチュン・グローバル500にランクされるコチ・グループ傘下の大手家電メーカーであるアルチェリッキの一部門です。70年以上の歴史を持つグルンディッヒは、質の高い製品と顧客重視の姿勢により、ドイツ市場で90%を超えるブランド認知度を誇ります。2013年にドイツの白物家電市場に参入したことで、グルンディッヒは欧州有数のホーム・エレクトロニクス製品の総合メーカーとなっています。使い勝手の良い洗練されたデザイン、環境への配慮、高い基準と品質管理を含め、ブランドの中心的価値を堅持しています。有機ELテレビ、モバイル・オーディオ機器、理容器具、電気掃除機、調理家電からオーブン、食器洗い機、洗濯機まで、500種類を超える製品を扱うグルンディッヒは、現代の家のあらゆる空間のためのソリューションを提供しています。これまでにグルンディッヒは、プロダクト・デザイン、レッドドット・デザイン、プラスXアワードを含め、当社製品の品質とデザインが評価され、数々の賞を受賞しています。さらに、世界的な有力商品テスト機関であるドイツの商品テスト財団(Stiftung Warentest)および英国の独立系商品検査機関のTrustedReviewsから高い評価を得ています。グルンディッヒの製品は、主として欧州の自社生産拠点で製造され、世界65カ国以上で販売されています。

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