レノボ、四半期売上高は連続して2桁の成長を果たし、業績好転を加速
配信日時: 2018-08-20 20:19:00
(香港)- (ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ(HKSE:0992)(PINK SHEETS: LNVGY)は本日、2018年6月30日締め第1四半期の決算を発表しました。売上高は、2四半期連続して前年同期比で2桁の伸びを見せ、好調でした。グループの売上高は119億1000万米ドルとなり、前年同期比で19%増加しました。また、当四半期の税引き前利益は、前年同期比で1億8200万米ドル増加して1億1300万米ドルと好調で、すべての事業部門で利益性が向上しました。
第1四半期の株主帰属利益は、前年同期比で1億4900万米ドル増加して7700万米ドルとなりました。第1四半期の基本1株当たり利益は0.65米セント(5.10香港セント)でした。
レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「当社は引き続き3つの波戦略を実行し、すべての事業部門で売上高と利益性はいずれも着実に向上しました。レノボは転換点を過ぎ、『加速』段階に入りました。変革戦略の実行を加速し、高まる営業実績の勢いを加速させています。今後、当社は業界トップの利益性とPC事業での市場平均を上回る成長を維持し、スマートフォン事業を健全化し、データセンター事業を持続可能な成長と利益の原動力へと構築し、『スマートIoT+クラウド』と『インフラストラクチャー+クラウド』への投資を継続して、長期的に持続可能な利益を推進していきます。」
事業グループ別概要
この2018/19年度第1四半期決算発表で、レノボは変革の転換点を過ぎ、新たな成長段階に入りました。これは、当四半期における戦略の大きな進展と、「インテリジェントな変革」の重点的実行によるものです。主要事業を合理化された統合型企業へと集約し、ダイナミックな収入源に重点を置く決定的な対策は、すぐに大きな利益を生み出しました。
前四半期に、当社はパーソナルコンピューター&スマートデバイス・グループとモバイルビジネス・グループを統合し、新たにインテリジェント・デバイス・グループ(IDG)を設立したことを発表しました。これらの事業部門とそのデバイスが相互作用して顧客に影響を及ぼす仕組みを見直した結果、当四半期のIDGの売上高は前年同期比で2桁の伸びを見せ、PC部門はすべての地域で市場シェアを獲得しました。また、レノボは、ソフトウエアとサービスの両方で世界的な成長トレンドを推進するだけでなく、これを生かしています。
当四半期に、レノボの主要事業部門はそれぞれ大幅な成長を達成し、市場での強みを示しました。
インテリジェント・デバイス・グループは、共通のプラットフォームとリソースによる相乗効果で活性化し、売上高は前年同期比で14%増加し、99億5000万米ドルとなりました。
当四半期に、IDGのPC&スマートデバイス(PCSD)事業では、2四半期連続して売上高が2桁の伸びを見せ、前年同期比で19%増加し、利益率は業界トップの5%を維持しました。レノボは、世界のPCメーカー上位5社の中で最も急成長する企業であり(事業部門ごと)、ガートナーの調査では、世界のPC市場でトップの地位に返り咲きました。中核的なPC事業以外では、レノボは、スマートホーム、スマートオフィス、AR/VRなどの拡大を続けるスマートデバイスのポートフォリオに引き続き投資しています。 IDGのモバイルビジネス・グループ(MBG)は、3つの重要な対策により当四半期は大幅に成長しました。第1に、このグループは営業費用を1億米ドル以上削減しました。第2に、製品ポートフォリオを精緻化し、第3に、当社が利益を上げて競争できる厳選された市場に注力しました。製品ポートフォリオを精緻化したことで、当社は主流セグメントに注力し、当四半期はMoto GおよびEの発売を成功させました。特に中南米では、売上高と出荷台数が引き続き増加し、いずれも7四半期連続して市場平均を上回りました。北米では、適切な拡張戦略により、4社の主要通信事業者すべてに拡大することができ、モバイルの出荷台数は、前年同期比でほぼ倍増しました。 レノボのデータセンター・グループ(DCG)は、好調な第4四半期を基盤に、さらに勢いを加速し、四半期の売上高は再び過去最高の16億米ドルとなりました。これは3四半期連続の2桁の売上高成長であり、前年同期比では67.8%の増加となりました。このような過去最高の売上高は、ソフトウェア定義インフラストラクチャー、高性能コンピューティング&AI事業、ハイパースケールの成長によるものです。新しいThinkAgileブランドを中心とするレノボのソフトウェア定義製品は、当四半期も前年同期比で3桁以上の伸びを見せ、また、次世代のコンポーザブル・クラウド・インフラストラクチャー向けの新しいThinkAgile CPを発表しました。ハイバースケール事業も前年同期比で3桁の伸びを見せました。粗利益が増加し、顧客ベースを多角化しました。従来のインフラストラクチャーは引き続き好調で、フラッシュベースのストレージ・ソリューションは前年同期比で42%増の力強い勢いを示しました。また、当四半期に、レノボはヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)を抜き、117のシステムで、初めてTOP500スーパーコンピューティング・リストのスーパーコンピューター・プロバイダーで第1位となりました。
将来を視野に入れ、レノボのキャピタル&インキュベーター・グループ(LCIG)は、製造、医療、輸送などのさまざまな分野にわたり、AI、IoT、ビッグデータ、VR/ARにおいてグループの次世代IT機能への投資を続け、これを構築しています。
レノボについて
レノボ(HKSE:0992)(PINK SHEETS: LNVGY)は、フォーチュン・グローバル500社に選ばれている売上高450億米ドルの世界的な技術リーダー企業であり、最高のユーザー体験を生み出すスマートデバイスとインフラを通して、インテリジェント・トランスフォーメーションを推進しています。レノボは、世界で最も幅広いコネクテッド製品ポートフォリオを製造しています。これには、スマートフォン(モトローラ)、タブレット、PC(ThinkPad、Yoga、Lenovo Legion)、ワークステーション、AR/VRデバイス、スマートホーム/オフィス・ソリューションが含まれます。レノボのデータセンター・ソリューション(ThinkSystem、ThinkAgile)は、ビジネスと社会を変革する接続のために、容量と計算能力を生み出しています。レノボはすべての人の優れた力を呼び起こし、誰もが発展するよりスマートな未来を築くことを目指しています。リンクトイン、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ウェイボーで当社をフォローしてください。また、当社のストーリーハブで最新の情報をご覧ください。あるいは当社ウェブサイト(http://www.lenovo.com/)をご覧ください。
レノボ・グループ 財務概要 2018年6月30日締め四半期 (単位:百万米ドル、1株当たりデータを除く) 第1四半期
18/19
第1四半期
17/18
変化率 売上高 11,913 10,012 19 % 粗利益 1,632 1,365 20 % 粗利益率 13.7 % 13.6 % 0.1 pts 営業費用 (1,452 ) (1,371 ) 6 % 売上高費用比率 12.2 % 13.7 % (1.5) pts 営業利益/(損失) 180 (6 ) N/A その他の営業外費用 (67 ) (63 ) 7 % 税引き前利益/(損失) 113 (69 ) N/A 税金 (28 ) 15 N/A 当期利益/(損失) 85 (54 ) N/A 非支配持分 (8 ) (18 ) (55 )% 株主帰属利益/(損失) 77 (72 ) N/A 1株当たり利益(米セント) 基本 0.65 (0.66 ) N/A 希薄化後 0.65 (0.66 ) N/A 本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
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プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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